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長文読解力を鍛えるのには不向き

長文読解に不向き

スピードラーニングは長文読解力を鍛えるには向いていません。 理由は二つ。

  • 会話主体で構成されているため
  • 読む練習がどうしても足りなくなる

読解力にまったく効果がないとはいいません。英語が理解できるようになれば、読む力は伸びます。 しかし、効率と効果を考えると不向きと言えるでしょう。

スピードラーニングは会話主体

スピードラーニングは会話を主として作られています。なので、どうしても一文が短くなりがちです。

口語が文語より短くなるのは当然ですよね。

長めのナレーション部分もあり、そこは文語的ですがそれでも長文読解力を鍛えるには短すぎます。スピードラーニングが会話の教材として作られているので仕方のないのですが。

読む練習が足りなくなる

長文読解力を鍛えようと思うなら、なにより読む練習が必要です。

何度も何度も、繰り返し覚えるほど読むのが長文読解力を鍛える最良の方法です。

当サイトで紹介する勉強方法では第3段階でリーディングを加えていますが、これだけでは長文読解力を鍛えるのに十分な時間は確保できません。

毎日30分読むなら結構効果が期待できますが、そこまでできる人はそうはいないでしょう。

長文読解の練習は時間が必要

長文読解をしかも速くできるようになりたいと願うなら、~しながらや聞き流すという勉強だけでは足りません。

TOEICでも長文読解のパートがありますが、ここを攻略するには飽きるほど長文を読み続けなければなりません。

そして、速く読めるようになりたいなら、早く読む練習をするべきです。 通常、黙読で読む速度は言葉を話す速度より速いです。

なので、読むときも、通常の会話より早く読み進められるように練習します。 音読する場合も、できるだけ早く読み上げるように練習するのが効果的です。

スピードラーニングだけでは会話の速度より上の練習がしにくいので、速度的にもちょっと物足りません。

少しは伸びる程度の割切

スピードラーニングは読解力の教材ではないと割り切る必要があります。

もちろん英語の基礎力が上がれば読解力も伸びてきます。 しかし、読むトレーニングを積んだ人には及びませんし、読む速度も話し言葉程度です。

英語を読むという勉強には、時間と肉体的、精神的なエネルギーがかなり必要です。 それをしないで、英会話力をあげるための教材がスピードラーニングです。

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